【書評】へんないきもの(早川いくを)【68冊目】

概要

へんないきもの

2004年の出版から12年をへて読んでみた。

本を開くと2ページで1つのいきものの紹介。右が絵で、左が文章だ。

1体目はショーペンハウアーにも愛された、「タコブネ」である。

全体的にはほとんどがウミウシ・ヒル・ヒトデなどの軟体動物だし、いまやメジャーになってしまった生き物もちらほら。

  • オオグチボヤ
  • ハリガネムシ
  • プラナリア
  • クマムシ

などなど、もうすでにみんな知っている生き物になってしまったのではないか?

あとこの時代なので、今やすっかり人気者になったチンアナゴも出てこない。

そして困るのは、タマちゃんとツチノコに18ページもの紙面が割かれていること。本書は157ページなので11パーセントに相当する。いまさらタマちゃんとツチノコに興味のある人はいないだろう・・・。

でも、まだまだ知らない生き物もたくさんいて楽しめる。オオグチボヤなんて、最初に見たときは衝撃だった。

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