【書評】トニオ・クレーゲル/ヴェニスに死す(トーマス・マン)【31冊目】

概要

真に孤独な人間、決して明るくは生きられないが、才能によって救われているような人間の内面をこれでもかというほど緻密に描いた短編。ノーベル文学賞。

この本の美しさ。文章の美しさ。孤独な人間の悲しさ、美しさ。単に面白いだけではなく、本当に感動できるのがこの小説である。

「トニオ・クレーゲル」は120ページしか無いし、それで何度も読み返すほど感動できるのだから、読むべき。

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