【書評】共産主義黒書アジア編(ジャン=ルイ・マルコラン)【104冊目】

概要

中国・北朝鮮・ベトナム・ラオス・カンボジア。ソ連は崩壊しても、これらの共産主義国家は生き残っている。

共産主義が犯した虐殺についての話。虐殺の話が多すぎて、まるで虐殺しかしていないのではないかと目がくらむ思いがする。

中国でも北朝鮮でもベトナムでもラオスでもカンボジアでも共産主義政府が十万人単位で人を殺していく。資本主義と共産主義のどちらが良いのかは理論的には結論は出ないだろうが、数十万人が死んでいくのは共産主義だけだ。

王政も含めれば、もっと死に満ち溢れた政治形態があるのかもしれないが、とりあえず共産党と共闘したシールズの人はこの事実を勉強したほうがいいと思った。

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