【書評】ザ・ゴール2(エリヤフ・ゴールドラット)【6冊目】

概要

「ザ・ゴール」の主人公は成功を収め、ユニコ社の多角化部門の社長として腕を振るっていたが、突然会社の売却が決定したのだった。残された時間は3ヶ月…

全体最適化の理論を現実に適用する際に役立つツールを伝授する内容。

この本で紹介されているツールは主に2つ。

  • ネガティブブランチ

だ。

雲の目的は、「コンフリクトに集中すること」。コンフリクトを図示して、共通理解を作る。また、どこを攻めるかについての議論を相手と協力して行うことができる。

ネガティブツリーの目的は、「根本原因を見つけること」。すべての問題をツリー状に繋げることで、部分最適化を避け全体最適化を行う。特に、根本原因を見つけ、それが他のすべての問題を引き起こしていることを、他人に納得させるために使われる。

この二つのツールで会社の売却は防がれ、子供も言うことを聞くようになる。コメディみたいだが、エンターテインメント性が高いとも捉えられるだろう。意外に子供を説得するシーンのほうがわかりやすいのだ。

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