【書評】仕事は楽しいかね?2(デイル・ドーテン)【8冊目】

概要

1巻で成功を収めた主人公は、職場での、部下の代わりに火消しを続ける日々に限界を感じ、かつての師に教えを請いに行く。

「仕事は楽しいかね?」の続編は上司と部下の人間関係の本である。平社員が1巻を読んで管理職に出世したら、それも束の間、次に巻き込まれるのは板挟みの人間関係のつらさだということだろう。

面白いが、題材が身近な分、1巻ほど面白くはない。でも、この本の課題には真剣に取り組む価値がある。

結局、この本の目指す上司の仕事とは、以下のようになるだろう。

  • 最高の労働環境を作る
  • 最高の人材を集める
  • 管理を放棄し、さらに権限を委譲する

ピープルウェアという書籍でも、似た哲学が語られている。

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