物理

弦理論の数式14(南部-後藤作用)

これが、弦の作用です。 Tは弦の張力です。 hは世界面に誘導された計量の行列式です。微小な平行四辺形の面積は計量の行列式で与えられるので、この作用の最小化は世界面の面積を最小化することを意味します。 ラグランジアンは以下 […]

弦理論の数式11(弦の不確定性原理)

これは、弦の不確定性原理の式です。 点粒子の場合第二項は存在しないので、第二項が弦理論の補正となっています。 α’は、弦の「直径」の2乗に定数倍を除いて等しい量と呼ばれています。T_sは、弦の「張力」と呼ばれています。 […]

弦理論の数式10(ループ積分)

これはループ積分という量で、粒子相互作用において、全ての可能な仮想過程を含む積分の中に現れる発散しうる項です。 Jは粒子のスピン、Dは時空の次元(4とは限らない)です。 自明なこと 4J+D-8 >0の場合p→∞とすると […]

弦理論の数式9(場の量子論)

これは、量子力学の素粒子の、時空に広がる演算子である「場」を、消滅演算子と生成演算子のフーリエ展開で表したものです。 量子力学では、全ての物理量は波動関数に対する演算子となります。 追加で書くこと 演算子について エルミ […]

素粒子

はじめに サラリーマンが素粒子論挑戦!→からの→瞬死。 π中間子の質量は約135メガエレクトロンボルトでした。 物理学者になる夢 中学校の1階の奥の静かな図書室で、ブルーバックスなどを読んでいたネクラの松崎です。 竹内薫 […]

バンド理論

金属に電流が流れる理由 これで準備が整った。 金属中には原子核が結晶状に(例えば面心立方格子として)存在する。この影響は、ハミルトニアンの微小な項 – 定常波同士の相互作用項として表現される。この相互作用の影 […]

フェルミオンとボソン

静止した電子 前章では静止した電子雲が「波動関数」であり、動径関数と球面調和関数の積であることを説明した。 ところで、この本はコンピューターの本である。コンピューターは電流で動く。電流とは電子の流れのことだから、電子にも […]

シリコニアの出現

ヒトは便利な発明をしては… それ無しでは自らを生きられなくして来た。 王政、専門分化、家畜化、火薬、資本主義、原子力。これらは役立つと同時に、戦争や貧富の拡大、核廃棄物を生み出す麻薬的な力でもあり、人類を自滅 […]