ショーペンハウアーの哲学

§2 主観と「表象としての世界」

主観とは、すべてを認識するが、誰にも認識されないものである(主観は表象ではない)。主観が何一つ存在しないなら、世界は存在しないのと同じである。よって主観にとって、世界は「表象の集合」である。

ただし、世界は単なる表象の集合ではない。それら表象には相互に関係があり、その関係は4種類の「根拠の原理」によって支配されている。

だから、世界とは、根拠の原理によって支配された表象の集合である。