自然力も意志の客観化であるが、この意志は、プラトンのイデアである。
イデアは、時間・空間・因果性のフィルタを通して我々に認識される。これを数多性というが、
数多性を持つのはイデアの模像のみであって、イデア自体はこうしたフィルタの外にある。
我々が個体である限り、フィルタを通してみることしかできないから、
イデア自体を認識するには、我々が個体であることをやめるしかない。
第三巻では、この目的に近づくためにどうすればよいか考える。
自然力も意志の客観化であるが、この意志は、プラトンのイデアである。
イデアは、時間・空間・因果性のフィルタを通して我々に認識される。これを数多性というが、
数多性を持つのはイデアの模像のみであって、イデア自体はこうしたフィルタの外にある。
我々が個体である限り、フィルタを通してみることしかできないから、
イデア自体を認識するには、我々が個体であることをやめるしかない。
第三巻では、この目的に近づくためにどうすればよいか考える。