世界は表象である。
表象が主観と客観に分裂するのであって、どちらかが先に存在するのではない。その証拠に、主観から客観を説明する観念論も、客観から主観を説明する各体系も失敗した。
表象は主観と客観に分かれ、客観は、直接的と間接的とに分かれる。直接的客観は、時間・空間・因果性からなる。間接的客観は概念の世界である。
因果性を認識する能力を悟性、概念を認識する能力を理性という。動物は悟性のみを持ち、人間は悟性と理性を併せ持つとショーペンハウアーは考えた。
§7における表象の分類:
世界は表象である。
表象が主観と客観に分裂するのであって、どちらかが先に存在するのではない。その証拠に、主観から客観を説明する観念論も、客観から主観を説明する各体系も失敗した。
表象は主観と客観に分かれ、客観は、直接的と間接的とに分かれる。直接的客観は、時間・空間・因果性からなる。間接的客観は概念の世界である。
因果性を認識する能力を悟性、概念を認識する能力を理性という。動物は悟性のみを持ち、人間は悟性と理性を併せ持つとショーペンハウアーは考えた。
§7における表象の分類: