さいたま年100万生活でいつでもFIRE

さいたま年100万円生活の振り返り。ことの発端は、お金が無くなったことであった。

しかし、最終的にメンタルが強くなるという、得るものも大きかった生活であった。貯金が年金支給開始までの年数かける100万円もあれば、あとは病気しか怖いものはない。

支出ポートフォリオ

家賃3万円
食費3万円
通信費1万円
水道光熱費1万円
雑費2万円
10万円
端数は適当に丸めた

固定費について

通信費・水道光熱費はさいたまだからといってやすくなるわけでは無いし、そもそも節約が難しいと言われる品目である。家賃は東京の半額程度が相場である。

スーパーの肉・野菜が東京より安い。産地は同じなのに何故だろうか?

まず、仕入れ先が東京でなくさいたまの青果市場であることが原因だろう。東京の市場では、仕入れ値が競争力を持つバイヤーのせいで高くなる。また、小売価格も店舗家賃の高さ・人件費の高さのせいで高くなる。

カレー

自炊の基本はカレーである。

  • 安い
  • うまい
  • 一度に4食作れる

材料:

  1. 水 550ml
  2. 鶏肉 600g
  3. 玉ねぎ1個
  4. じゃがいも2個
  5. マッシュルーム1缶
  6. にんじんは…ボーナスが入ったらで
  7. ルー 0.5箱

今回は848円だったので1食あたり212円である。正義。

ちなみに、肉とマッシュルームを抜いたスタンダードな「芋カレー」であれば1食あたり実に87円。革命である。

ご飯は米の質にもよるが40円くらいだろう。ご飯+ルーで127円、16進法で7F円である。ほら、さらに安くなった(ように見える)だらう?

レシピ:

玉ねぎを炒める。しんなりしたら鶏肉を、水分が出たら芋を炒める。

蓋をして中火で20分煮込む。

ルーを溶かし弱火で10分煮込む。好みに応じ、水分を飛ばす

交通

田舎と呼ばれる地域では無く、交通が発達していた。バスも電車も通っている。祖父母の家は「陸の孤島」と呼ばれていた通り、バス停や電車駅まで徒歩1時間はかかる地域だった。

自動車も、無ければ暮らせないというほどでもない。ショッピングモールにはバスで行けばいい。これは駐車場代よりもはるかに安い。

自動車を買う金がなければ原付が定番だったのは昔の話。今はEVもあるし、

そもそも電動アシスト自転車のほうが取りまわしがいいらしい。ママチャリの代わりに子供の送り迎えに使われている、アレである。

心が和む一面の緑と、川がある。

家賃を削りすぎると洪水地帯になってしまう。

引っ越す前にハザードマップは要チェックだ。

風呂

一番つらかったのが、バランス釜の生活だ。寒いし、つけると暑すぎる。狭いし、転んだら死に直結する。一酸化炭素中毒による即死を防ぐため、常に気を張ってなければならない。

当然ストレスがたまるのでたまに温泉に行っていた。さいたまには温泉が湧いており、住民がおしかける。東京の銭湯のせせこましさとは比べ物にならないくらい快適である。しかし芋洗い状態なのであまり快適ではない。

通信費

慣れると家でネットがなくても会社にあればいいかという気分になる。

自分は携帯を20Gだけ契約し、それでデスクトップPCをテザリングしていた。

当然リモートワークは無理である。往復3時間かけて出社していた。

娯楽

まず外食は牛丼チェーンや日高屋などがある。多彩なチェーン店は、ショッピングモールに行けば無数にあるし、東京と同じ価格である。

また、さいたまには温泉が湧いており、住民がおしかける。東京の銭湯のせせこましさとは比べ物にならないくらい快適である。2000円で十分な体験を得られる。

最後に、JR東日本の政策のため、駅ナカが異常に栄えている。駅ナカの発祥地は恵比寿であるが、もはやさいたまも恵比寿も駅ナカの水準はアパレルを除いてほぼ変わらない。

喫茶店

さいたま(の郊外)には喫茶店はない。電車の待ち時間も(時間通りにこないなどの理由で)異様に長いから、地味に大問題である。しかも家にWi-Fiが無いと、喫茶店の有無は生命線になる。

コーヒーだけなら、コンビニコーヒーを使うこと。東京と同じ味である。

ショッピングモールに行くと、スタバやドトールならある。コーヒー豆などを売ってるので、それを持ち帰って飲むことになる。

シングルオリジンのコーヒーは、都会で買い集めて家で入れるしかないが、日持ちが悪いので難しいところだ。2000円程度の娯楽で雑費内ではあると思う。

住民の所得水準

日高屋で隣の会話を聞く限りでは、手取りの中央値年200万円程度だろうか。十分ではないが不自由でもないようだ。

モテ

まぁ異性・同性受けは悪く、正直モテなくなるとは思う。

が、考えてみてほしい。これまでは本当にモテていたのか?

まとめ

通勤も家族も無ければ、さいたまで年100万円で暮らすのに不自由はないはずだ。

サラリーマンであっても、転職やすみや、フリーランスになったタイミングを狙って、やってみてほしい。