未来戦略会議 第N回

同僚のS(名誉のため伏字)と開催している”未来戦略会議”の結論が意外に面白いのではないかとふと思い、淡々と書き記しておくことにした。もとはvarlog.jarの機能の未来につけるものを決める会議だったが、こうなってしまった。

自分で見てもつまんなくなるまで淡々とN, N+1, N+2…と書き残していく予定。

結論(N):

N-1

リソースは点を打つためにある。
我々は今後の人生で次の行動を、打った点を入力とするBayesian Optimizationで決めてみる。

(Grid SearchでもRandomでもStochastic Gradient Descentでもない)

※BOの実装に近づけるために、「今いるところから最も遠くに打つ」を繰り返す。
※「過去の体験によるバイアス」が、「条件付き確率(Belief)」であるという考え。

N-2

未来に起こる革命的な出来事(エピック)は遅かれ早かれ実現されるという意味で、不変である。
イノベーションやディスラプションと呼ばれているのは、無限の実装の中で、偶然最初にできた実装に過ぎず、それ自体はエピックを変えることになんの力も持たない。我々がどう努力しようがエピックの内容は変えられない。

例1
  1. 未来=瞬間的な情報共有
  2. 実装1=インターネット
  3. 実装2=電話
例2
  1. 未来=完全なる複製
    (が良いことであるという形而上の認識)
  2. 実装1=硅素ベースの環状遺伝子
  3. 実装2=脳の完全なデータコピー

N-3

エピックは星の数ほどある。

  


  

過去分(記憶の限り)

未来戦略会議 第2回

結論(2):

仕事の「反パレートの法則」を作る。

パレートの法則を使うと給料が上がるが、
イノベーションは階段を2段上がったところにしかない。

未来戦略会議 第1回

結論(1):

機械学習の「ドレイファスモデル」を作る。

レベル1はライブラリが呼べること。
レベル2は中身が気になって数学を学ぶこと。
レベル3は全体像が気になって体系を学ぶこと。
レベル4は問題に対して最適なモデルとチューニングを実現できること。
レベル5はBengio。