10分ぐらいで、Jenkinsをインストールし、初回ビルドとJUnitテストを行います。
環境
Linux
(なんでも良いと思います。一応この記事ではLinux mint Mate 17.1)
必要なもの
Oracleのアカウント
(事前に作成をお願いします。JDK=Java Developer Kitをダウンロードするためです。)
手順
1. まず、以下のスクリプトを実行すると、Jenkinsがインストールされ起動されます。
1 2 3 4 |
wget -q -O - https://jenkins-ci.org/debian/jenkins-ci.org.key | sudo apt-key add - sudo sh -c 'echo deb http://pkg.jenkins-ci.org/debian binary/ > /etc/apt/sources.list.d/jenkins.list' sudo apt-get update sudo apt-get install jenkins |
2. http://localhost:8080/にアクセスし、Jenkinsの画面を確認します。
3. 「新規ジョブを作成」
4. 「JDKの自動インストール」「maven2の自動インストール」を選択。
「JDKをjava.oracle.comからインストール」を選択し、Oracleのアカウント情報を入力する。
5. 以下を設定し、一度プロジェクトを保存する。
$MAVEN_HOME=/usr/share/maven2/
SCVをポーリング=H/10 * * * *
6. Git Pluginをインストール。
7. 適当なmaven2プログラムを作成。以下のpomを利用し、必ず失敗するテストをmainに対して作成。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 |
<project xmlns="http://maven.apache.org/POM/4.0.0" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="http://maven.apache.org/POM/4.0.0 http://maven.apache.org/xsd/maven-4.0.0.xsd"> <modelVersion>4.0.0</modelVersion> <groupId>group</groupId> <artifactId>artifact</artifactId> <version>0.0.1-SNAPSHOT</version> <dependencies> <dependency> <groupId>junit</groupId> <artifactId>junit</artifactId> <version>4.12</version> </dependency> </dependencies> <build> <plugins> <plugin> <groupId>org.codehaus.mojo</groupId> <artifactId>exec-maven-plugin</artifactId> <version>1.2.1</version> <configuration> <mainClass>main.Main</mainClass> </configuration> </plugin> </plugins> </build> </project> |
テストはこんな感じでtestパッケージにおき、mainTestに対してfail(“hoge”)と書けばOKです。
8. 適当なgitホスティングサービスにpush
9. gitレポジトリを設定
これで、gitホスティングサービスを10分ごとにポーリングする設定になった。
10. ジョブを手動実行
まとめ
以上で、mavenのビルドが成功し、テストが失敗し、黄色いマークになることが確認できました。