管理職は部下自身の頭で考えさせているだろうか?いや、むしろ考える暇があったら手を動かせと尻を蹴飛ばしている。
仕事をする上では、手を休めて頭を使う時間が必要である。しかし調査によれば、仕事のうち5%しか手を休めている時間はない。
これによってよく考えもせずひたすら間違ったゴールに向け手を動かし続けるリスクの高い働き方がまかり通っている。
ソフトウェアに関する本を読むといった基本的な学習でさえ、ほとんどのプログラマーがしたことが無いという衝撃的な調査結果まである。
要約者注:
この章はドラッカーの次の言葉を思い出します。
Efficiency is doing things right; effectiveness is doing the right things.
効率的であるとはやり方が正しいことだが、効果的であるとは正しいことをやることである。
to do the right things = 正しいゴールに向かって突き進むこと
to do things rightly = ともすれば間違ったゴールに向かって、効率よく推し進めること
ということですね。