http://soqdoq.com/symposion
カントは先取権を所有権の基礎にしようとしているが、明らかに間違いだ。所有権を保証すべきは、その人が労働により手を加えたか否かである。
労働はその人の意志の発露であり、これを損なうことは不正に当たるからである。
»目次に戻る(意志と表象としての世界)