Haruka Matsuzaki

Haruka Matsuzaki

弦理論の数式14(南部-後藤作用)

これが、弦の作用です。 Tは弦の張力です。 hは世界面に誘導された計量の行列式です。微小な平行四辺形の面積は計量の行列式で与えられるので、この作用の最小化は世界面の面積を最小化することを意味します。 ラグランジアンは以下 […]

弦理論の数式11(弦の不確定性原理)

これは、弦の不確定性原理の式です。 点粒子の場合第二項は存在しないので、第二項が弦理論の補正となっています。 α’は、弦の「直径」の2乗に定数倍を除いて等しい量と呼ばれています。T_sは、弦の「張力」と呼ばれています。 […]

弦理論の数式10(ループ積分)

これはループ積分という量で、粒子相互作用において、全ての可能な仮想過程を含む積分の中に現れる発散しうる項です。 Jは粒子のスピン、Dは時空の次元(4とは限らない)です。 自明なこと 4J+D-8 >0の場合p→∞とすると […]

弦理論の数式9(場の量子論)

これは、量子力学の素粒子の、時空に広がる演算子である「場」を、消滅演算子と生成演算子のフーリエ展開で表したものです。 量子力学では、全ての物理量は波動関数に対する演算子となります。 追加で書くこと 演算子について エルミ […]

教育カリキュラムについて(データサイエンティストやエンジニアリングマネージャーに役立つ書籍50+1冊)

私は企業の育成担当として、今まで10人以上のデータサイエンティスト・エンジニアリングマネージャーをマンツーマンで育ててきました。 その時に、どの企業にいても、私が1on1で読んでもらう(一元化)のがこのページです。どなた […]

機械学習と測度論

「機械学習にルベーグ積分(測度論)は必要か?」 これは使い古されてきた疑問です。 ベイズにしろ、有限時間で終わらないデータ(確率過程)にしろ、ルベーグ積分があった方が良い(十分性)は明らかです。では必要とまで言えるのか。 […]

AI警察👮‍♀️チートシート

ネット上では日に日に嘘情報が増してきています(ポストトゥルースの時代) 中にはいろんな意見があるトピックもあるでしょう。しかしほとんどは数学であり、真実はたったひとつです。 リンクを貼るだけで論破できる便利な世界を目指し […]

鳥羽の家

鳥羽に家を買おうと思う。 海の見える高台の、眺めの良い一軒家がいい。 庭が広く、ウッドデスクとベンチが置ける。ベンチの上には思い出の詰まったクーラーボックスを置く。クラフトビールを冷やす。海を眺めながら、のどごしの良いク […]

強化学習とは

強化学習の目的はポリシーの学習であり、機械学習のように予測を目的としていない。 数学的には、単に不動点定理を適用しているに過ぎない。 そこで、やや抽象的ではあるが、強化学習の1iterationの手続きは、下のように3段 […]

確率論の不等式

どんな確率分布でも(一部条件付き)、以下の不等式が成り立つ。これらの不等式は、機械学習の理解に役立つことがある。 チェビシェフの不等式 期待値から離れる確率は小さい。 マルコフの不等式 確率変数が期待値より大きくなる確率 […]

素粒子

はじめに サラリーマンが素粒子論挑戦!→からの→瞬死。 π中間子の質量は約135メガエレクトロンボルトでした。 物理学者になる夢 中学校の1階の奥の静かな図書室で、ブルーバックスなどを読んでいたネクラの松崎です。 竹内薫 […]

北野武映画初心者向けガイド

キタノはいい。キタノには捨てる部分が無いと言われている。 第1作「この男、暴力的につき」 好き度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 冒頭の暴力的シーンが良い 北野武がいい 白竜がいい 音楽が役2つぶん2種類しかないのがいい 北野武が […]

ハッカー鬼10則

電通は過労死事件により鬼10則という厳しい社訓を取り下げたが、エンジニアとしての自分を鼓舞する鬼10則をおきたい。 「宇宙開拓」。まだIT化されていない世界を探せ。 「喰らい付き」離すな。”次”な […]

六韜

太公望が文王・武王に秘策を授ける。全6巻に分かれている。 文韜 いかに政治を行えば、内乱を回避できるかが書いてある。 仁義、がこの巻のテーマだ。 仁=share。独り占めせずに分け与えること。 義=empathy。他人の […]

技術価値評価理論

この本について 企業は企業価値を上げようと行動する。 ゆえにR&Dを行うべきか否かを判定するには、R&Dの価値を定量化し、手元のキャッシュと比較し、企業価値をあげる方を選ぶべき。 R&Dは成長率を […]

バンド理論

金属に電流が流れる理由 これで準備が整った。 金属中には原子核が結晶状に(例えば面心立方格子として)存在する。この影響は、ハミルトニアンの微小な項 – 定常波同士の相互作用項として表現される。この相互作用の影 […]

さいたま年100万生活でいつでもFIRE

さいたま年100万円生活の振り返り。ことの発端は、お金が無くなったことであった。 しかし、最終的にメンタルが強くなるという、得るものも大きかった生活であった。貯金が年金支給開始までの年数かける100万円もあれば、あとは病 […]

フェルミオンとボソン

静止した電子 前章では静止した電子雲が「波動関数」であり、動径関数と球面調和関数の積であることを説明した。 ところで、この本はコンピューターの本である。コンピューターは電流で動く。電流とは電子の流れのことだから、電子にも […]

シリコニアの出現

ヒトは便利な発明をしては… それ無しでは自らを生きられなくして来た。 王政、専門分化、家畜化、火薬、資本主義、原子力。これらは役立つと同時に、戦争や貧富の拡大、核廃棄物を生み出す麻薬的な力でもあり、人類を自滅 […]

AIとの出会い

中学に入学すると、ミズグチという奴がいた。ヤツは12歳の若さで「パーセプトロン」にハマっていた。これが俺とAIとの出会いだ。 2年後、彼とアキモトとスーパーコンピューターコンテストに出たとき、ツチオカという数学者がいた。 […]

meanとaverageの違い

average = 平均 mean = 算術平均 averageは日常会話で使う言葉。averageとmeanはほぼ同じ意味だが、厳密に算術平均を意味する以上、meanの方が狭いと言える。 例えば、統計文脈だと、稀にav […]

発表用数式(AIと代数幾何)

スライドを作るときに、圏論・代数幾何でよく使いそうなLaTex記法を書き残しました。 もしネットからたどり着いた方がいらっしゃったら、お役立てください。 図(コードは下段!): コード: [crayon-673f5483 […]

デルタ法の誤差

Delta法について デルタ法の限界について書かれた文献を発見! 統計検定1級でかなり出題頻度が高いデルタ法。 「確率変数の任意の関数の分散」を単純な公式で求めることが出来る方法なのですが、汎用性が高くて信用できなかった […]

複素関数入門 p1~p48

p1~p16で分かったこと: 複素関数論は、複素数集合に、位相・代数・順序を入れたもの。絶対値の概念が最も重要で、絶対値により完備な距離とそれによる位相、順序構造が入る。 代数学の基本定理 複素n次関数には複素数も含めれ […]