【書評】グローバル・マインド 超一流の思考原理(藤井清孝)【16冊目】

概要

マッキンゼーからハーバードビジネススクール、ウォール街、大企業の経営者、シリコンバレーへという超一流の経歴を突っ走ってきた著者が、自伝を通して、日本の教育問題「正解への呪縛」を提起する。

著者は新卒で三菱商事を蹴ってマッキンゼーに入り、ルイヴィトン日本支社の社長などをしていた人。

中身はまさに「超一流の思考原理」で、こんな考え方をする人がいるのかという実例が並んでいて面白い。

世界のほとんどの富を握っていると言われる富裕層の世界を垣間見れるのも面白い。

結論である教育問題についても、納得できる。皮肉なことに、この人のきらびやかな経歴自体が「正解への呪縛」に弱い日本人に突き刺さっている気がするのだ。この本を読んだ若者ほど、ハーバードでMBAを取ることを夢見るのではないだろうか?・・・

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