概要
トルストイの宗教的な短編小説集。5話からなる。1話は30ページ程度。
私はキリスト教徒ではないのだが、こんなに感動するとは思わなかった。
自らの宗教観を押し付けることはせず、人生の様々な分岐点が絵画的に描かれていて、自ずと考えさせる作りになっている。しかもどの話も丁度いい長さだ。
まさかトルストイがこんなに面白いとは思わなかった。
いっぷう変わった本のオススメ(33冊達成!)
トルストイの宗教的な短編小説集。5話からなる。1話は30ページ程度。
私はキリスト教徒ではないのだが、こんなに感動するとは思わなかった。
自らの宗教観を押し付けることはせず、人生の様々な分岐点が絵画的に描かれていて、自ずと考えさせる作りになっている。しかもどの話も丁度いい長さだ。
まさかトルストイがこんなに面白いとは思わなかった。
ひたすら具体的に、有名大企業24社について、何歳時点の年収がいくらとか、傷心の仕組みとかが書かれている。全て、社員インタビューに基づいており、信憑性が高い。
ありそうでなかった本。こういう本は抽象的なものが多いが、ここまで分かりやすく実用的なものはなかなか出ないだろう。少々情報は古いが、いつの時代も同じようなことがやられているものだ。空虚な就活本を読むよりはこれを読んだほうがいい。興味があれば、買っておいたほうがいい。企業リストは以下の通りだ。
自閉症の子と鬱病の妻を守りながら、主人公が東洋レーヨン子会社社長に上り詰めるまでの軌跡。
あらすじを読んだだけでは想像できない生々しさがある。
著者が完璧人間過ぎて、自然と頭を垂れてしまう。もちろん著者が人間である以上、その善意が裏目に出ることもある。その度に心折れず立ち上がる著者の姿は勇ましく神々しい。
この本を読んだ人は、自分が不幸だと愚痴をこぼす前に、この本を思い出すだろう。一家の家長が背負うべき重荷を教えてくれる。