概要
ある化粧品ベンチャーが、17時帰宅を徹底させた話。
時間軸は以下の通り。
- 広告代理店勤務
- 先輩の起業についていき社員1号として入社、取締役となるが、ブラック起業化し自らも退職。
- 化粧品会社を起業
- 17時帰宅を徹底させることに成功。数値目標も撤廃。
- 社員が暇でやりがいをなくし、士気が底に。
- 社訓を「挑戦」にし、評価制度を工夫し、社員のやりがいを取り戻した。
成功をアピールしたタイトルと裏腹に失敗の連続で、泥臭く、ともすれば筆者がかっこ悪く見えるくらいオープンに書いてある。しかし、ここまでさらけ出せるのはすごい人だと思う。
実際に失敗はものすごくあったのだろうし、良い環境を用意したからと言って、必ずしも経営陣と社員が一丸となってはいなかったようだ。人の心は難しい。でも、化粧品が良く売れ、会社は拡大した。