概要
マインドマップを世に広めた本。
この本を読むと、たちどころに頭が良くなるのである。
そもそも頭が良いとはどういうことなのであろうか。MECEに分けるなら
- 生得的に頭脳の性能が優れている。
- 後天的な要因で頭脳の性能が優れている。
となる。
本を読んで頭が良くなるには、後者でなくてはならず、MECEに分けないなら、
- 頭脳の使い方を改善する。
- 頭脳を補佐するツールを利用する。
- 頭脳を補佐する機械を頭に埋め込む。
- 頭脳をまるごと他人のものと取り替える。
などと色々考えられるわけである。この本の主張は、「頭脳の使い方を改善しよう」「頭脳をマインドマップで補佐しよう」である。
つまりブレインハックの古典であると言える。
古典がすでにあるのにもかかわらず、みなさんご存知のように、ブレインハックの新刊は出続けている。
これは何かに似ていないだろうか?そう、「ダイエット本」である。
すなわち、この本は一つの市場を切り開いた歴史的な本であり、読んでおいた方がいい。
また、途中に偏差値30からハーヴァードに受かった少年などが出てくるので、あとは、統計を学び、自己責任で有限の時間を生きる覚悟を身につけるべきと言える。